2570 ー男子高校生とOLー
「こっちが五月くん。仁香が言うとおりスリーポイント決めてた子で、一緒のマンションに住んでるの」
「え!?じゃあもともと知り合い!?」
「うーんまぁ、そう」
ビックリ仰天の仁香に、五月は「ども」と頭を下げる
ぎこちなく会釈を返した仁香は「そんで?」と次を促した
「そんでこちらが安井くん。五月くんが私のせいでシフトに穴をあけた時に、その穴を埋めてくれて。その他もろもろ、今日はとってもお世話になったので、ファミレスで大したことないけど夕飯くらいご馳走しようかと」
「すみません、お邪魔します。ご馳走になります......」
「てことで、とりあえず文化祭一日目お疲れ様って意味でも、この子たちの分は私が奢ろうと思って」
2人分のお金はこっちで出すから安心してと、遠回しに伝える
戸惑いながら「そうなの......」と納得する努力を試みる仁香の隣で、とにかく明るい弟海都くんはニコッと笑った
「なんかすごい珍しいメンツが新鮮で楽しいっすね!早苗さんも姉ちゃんから話は聞きつつ、お会いしたことなかったし。火野くんと、えーっと、安井くんも、学校じゃ関わる機会ないっすから」
「え!?じゃあもともと知り合い!?」
「うーんまぁ、そう」
ビックリ仰天の仁香に、五月は「ども」と頭を下げる
ぎこちなく会釈を返した仁香は「そんで?」と次を促した
「そんでこちらが安井くん。五月くんが私のせいでシフトに穴をあけた時に、その穴を埋めてくれて。その他もろもろ、今日はとってもお世話になったので、ファミレスで大したことないけど夕飯くらいご馳走しようかと」
「すみません、お邪魔します。ご馳走になります......」
「てことで、とりあえず文化祭一日目お疲れ様って意味でも、この子たちの分は私が奢ろうと思って」
2人分のお金はこっちで出すから安心してと、遠回しに伝える
戸惑いながら「そうなの......」と納得する努力を試みる仁香の隣で、とにかく明るい弟海都くんはニコッと笑った
「なんかすごい珍しいメンツが新鮮で楽しいっすね!早苗さんも姉ちゃんから話は聞きつつ、お会いしたことなかったし。火野くんと、えーっと、安井くんも、学校じゃ関わる機会ないっすから」