Deal×Love After
「や、めて……っ」

抵抗しようとするが、後ろから両腕を掴まれていてビクともしない。

海さんの舌が私の肌の上を滑りながら、たまにキスを落としてる。

肌に掠める海さんの吐息が擽ったい。


ドキドキしすぎて身体の力が入らないし、身体が何故かゾクゾクする……




「ん……っーーーー!!?」


あの映像みたいな変な声が、私の口から飛び出してきてバスルームに響いた。

こんな声を出したことも無い私は恥ずかしくて素早く口を両手で押さえて塞いだ。


が、海さんに後ろから両手首を掴まれると口から手を退かされて、


「椿、もっと今の声聞かせて?」
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