恋愛部...!1話
第1話
※Sexy Zoneの妄想話です
────ここは、とある学校のちょっと不思議な部活。

その名も、「恋愛部」

部員は5人。そこに、ある日突然私が入部するって話。

まぁ…その時の様子、見てもらいましょうか。

どうぞ。


キーンコーンカーンコーン
実奈「ねぇ伽耶、部活もう決めた?」
伽耶「んーまだ…あのね…?」
実奈「うん、」
伽耶「一目惚れしちゃった…」
実奈「…私に?!」(大声)
伽耶「バカ違う!声も大きいから!」
実奈「あぁ、ごめん汗」

伽耶「バスケ部のね、すっごい背が高い先輩!」
実奈「ほぉほぉ、なるほどね〜」
実奈「それで伽耶、バスケ部に入りたいと?」
伽耶「さっすが実奈!でも、私バスケ経験無くて…」
実奈「それじゃあね…大変そう」
伽耶「だからね?マネージャーでもいいよって顧問の先生に言われちゃったの!」
実奈「えっ?もう相談したの?!」
伽耶「だって…♡」
実奈「ねぇ。頭からハートマーク出てる。見えるわ」
伽耶「そういう実奈は部活決めたの?問題はそっちもあるでしょ。」
実奈「うーん私は…」
伽耶「私は?」

実奈「恋したいかな…」
伽耶「恋?!って言ってることほぼ私と同じじゃん」
実奈「そうだけど、やっぱ部活より…教室で始まる恋…ってやつ?(・∀・)ニヤニヤ」
伽耶「それもいいけどさ?部活に入んないと始まらないよ?教室で出会いなんてあるわけないじゃん」

伽耶「部活で汗流して、お疲れ様から出会いが出来てくんだよ?」
実奈「んーそうかもしんないけど…」

────そこにあいつが…

ゴツッ
実奈「いたっ」

??「ばかかお前。恋愛とかウケるんだけど。」

実奈「ちょっと風磨!痛いんだけど」
風磨「あぁ、わり。手が滑った」

ゴツッ

実奈「いた!!」
実奈「2回もしなくていいでしょ?!」

伽耶「ははっ、ほんっと風磨くんと仲良いんだね笑」
実奈「どこがよこんなやつ。幼馴染やめよっかな。」
風磨「は?それはやだ」

────私(実奈)と風磨は幼稚園からの幼馴染。
昔っからよくふざける仲で、友達以上恋人未満…っていうの?そんな感じ。

伽耶「やめるかやめないか言えるぐらいが丁度いいんじゃない?私なんて、高校入ってから彼女すぐできた幼馴染に相手にされなくなったんだよ?解消したようなもんだよ私たちは」

風磨「そーいやこの間、お前の幼馴染と喋ってたぞ」
風磨「伽耶には連絡もしないで申し訳ないってよ」
伽耶「そうなんだ、存在すらないのかと思ってた」
伽耶「ありがとね。風磨くん」
風磨「ん。」

風磨「あ、そうだ実奈、いいとこ連れてってやるよ。こい」スタスタ…
実奈「えっ?ちょっと」
伽耶「行ってきなよ、幼馴染水入らず♪」
実奈「やめてよもう…じゃあ…行ってくるね、」

風磨「おい早くしろよ」

実奈「ちょっと待ってって!」
実奈「じゃあまた明日ね!」
伽耶「うん!また明日ね!」

────そして、私はとんでもない所に連れていかれた。

実奈「ちょっとどこ行くの?」
スタスタ…
風磨「…ここ」

実奈「…なにここ。準備室?」
風磨「入るぞ」
ガラガラ…
??「おお、おつかれ風磨」
風磨「おう。もう来てたのか」
??「暇だったからな」
??「その子誰?」

実奈「あ、実奈です。神童実奈…」

────あ、紹介し忘れていましたが、私の名前は「神童実奈」。さっきの友達は「松田伽耶」。
そして、幼馴染の「菊池風磨」。

??「へぇ、可愛い名前だね。俺は中島健人。よろしく。シンデレラ」

実奈「え」

風磨「気をつけろー、こいつ女子見ると口説くからよ」
実奈「いやいや風磨失礼でしょ」
健人「あ、もしかして、お前の幼馴染って実奈ちゃん?」
風磨「…ああ」
実奈「はい…」
健人「あ、いいよ。タメ口で。同い歳でしょ?」
実奈「1年です…」
健人「あ、そうなの?俺3年だ汗」
実奈「えっ」

風磨「お前…逆に女子困らせてんじゃねぇか」
実奈「すみませんね。年齢より上に見えて。」
健人「いや違うんだ。」

健人「あまりにも綺麗だからつい、ね。」
健人「大人に見えたっていうか」
実奈「なんか…悪い気はしないです。」
風磨「じゃ。入部決定ということで。」

実奈「…は?」

健人「聞いてないの?」

実奈「…何も」

風磨「ここ、恋の研究する部活。恋愛部。」

実奈「…ぇえええええええっ?!」

つづく
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