恋愛部...!1話
第10話
恋愛部!(第10話)
────私と勝利が付き合い始めて1週間。
前に行けなかった映画に行くことに!
実奈「勝利ー!ごめんお待たせ汗」
勝利「全然♪いこっ!」
実奈「うん!」
(手を繋ぐ)
実奈「ねえ、何観るの?」
勝利「俺ねー怖いやつ観たい笑」
実奈「えぇ…やだ」
勝利「ええなんでー?あ、ビビっちゃう感じ?」ニヤ
実奈「なにその顔笑わかったよ行けばいんでしょ行けば〜」
実奈「…あっ」
山田「あ」
勝利「山田さん?」
山田「…」
────デート中、山田さんに会った。
後をつけてきてたみたい。
山田「な、なにしてんの?二人とも…」
実奈「いや…あの…その」
勝利「デート中だよ」
山田「そ、そう」
勝利「ちょうどよかった。山田さんに言いたいことあって」
実奈「勝利?」
勝利「俺ら最初から付き合ってないよね?なのにベタベタくっついてきて。実奈に対して、ファンの子に失礼?山田さんの方が失礼なんじゃないの」
山田「いやその…」
勝利「実奈が学校に来るようになって、まだ嫌がらせしてるみたいだけど、そろそろ先生にまとめて報告するよ」
山田「ごめんなさい…」
(山田さんが帰った)
実奈「勝利…もういいよ」
勝利「よくないよ。これ以上実奈が傷つくのは見たくないんだよ」
実奈「ていうか何でまだ嫌がらせされてること知ってるの?」
勝利「伽耶ちゃんから聞いたんだ」
勝利「なんとかしてあげてほしいって」
実奈「それでも言い過ぎだよ、私はもう大丈夫だからもうやめて?」
勝利「なんだよ、俺は実奈のこと大事に思ってるから言ったんだよ?」
実奈「それでも勝利にはあんな事言って欲しくなかった…勝利にはいつもみたいに明るくいてほしかった…!」
勝利「…はぁ…もういい。帰る」
(勝利が歩き出す)
実奈「ちょっと勝利!」
実奈「…」
次の登校日の放課後
伽耶「え、喧嘩?!」
実奈「うん…私はいつも通りの勝利でいて欲しくて…なのに何で怒るかな…」
伽耶「そりゃあんた、勝利くんの気持ち全っ然わかってないよ」
実奈「え?」
伽耶「勝利くんにとって、実奈は誰よりも何よりも大切なんだよ、だから守りたかったんだと思うよ?」
実奈「でも…」
伽耶「はぁ…黙っとくつもりだったけど、勝利くんはデートの日、少し高めのお揃いの指輪買ってたんだよ?ほら、実奈が前可愛いってほしがってたやつ」
実奈「それって、それで今謝ったらお金目当てみたいでやだ」
伽耶「そうじゃなくて、欲しがってるものあげたいほど、実奈の事大事にしたいんだよ」
実奈「そうかもしんないけど…」
伽耶「ね?ちゃんと謝った方がいいよ。私は実奈と勝利くんに別れてほしくないの。だって、あんな事があったけど今じゃあんた達人気のカップルだよ?」
実奈「…そう…なの?」
伽耶「うん。」
実奈「…わかった。」
つづく
────私と勝利が付き合い始めて1週間。
前に行けなかった映画に行くことに!
実奈「勝利ー!ごめんお待たせ汗」
勝利「全然♪いこっ!」
実奈「うん!」
(手を繋ぐ)
実奈「ねえ、何観るの?」
勝利「俺ねー怖いやつ観たい笑」
実奈「えぇ…やだ」
勝利「ええなんでー?あ、ビビっちゃう感じ?」ニヤ
実奈「なにその顔笑わかったよ行けばいんでしょ行けば〜」
実奈「…あっ」
山田「あ」
勝利「山田さん?」
山田「…」
────デート中、山田さんに会った。
後をつけてきてたみたい。
山田「な、なにしてんの?二人とも…」
実奈「いや…あの…その」
勝利「デート中だよ」
山田「そ、そう」
勝利「ちょうどよかった。山田さんに言いたいことあって」
実奈「勝利?」
勝利「俺ら最初から付き合ってないよね?なのにベタベタくっついてきて。実奈に対して、ファンの子に失礼?山田さんの方が失礼なんじゃないの」
山田「いやその…」
勝利「実奈が学校に来るようになって、まだ嫌がらせしてるみたいだけど、そろそろ先生にまとめて報告するよ」
山田「ごめんなさい…」
(山田さんが帰った)
実奈「勝利…もういいよ」
勝利「よくないよ。これ以上実奈が傷つくのは見たくないんだよ」
実奈「ていうか何でまだ嫌がらせされてること知ってるの?」
勝利「伽耶ちゃんから聞いたんだ」
勝利「なんとかしてあげてほしいって」
実奈「それでも言い過ぎだよ、私はもう大丈夫だからもうやめて?」
勝利「なんだよ、俺は実奈のこと大事に思ってるから言ったんだよ?」
実奈「それでも勝利にはあんな事言って欲しくなかった…勝利にはいつもみたいに明るくいてほしかった…!」
勝利「…はぁ…もういい。帰る」
(勝利が歩き出す)
実奈「ちょっと勝利!」
実奈「…」
次の登校日の放課後
伽耶「え、喧嘩?!」
実奈「うん…私はいつも通りの勝利でいて欲しくて…なのに何で怒るかな…」
伽耶「そりゃあんた、勝利くんの気持ち全っ然わかってないよ」
実奈「え?」
伽耶「勝利くんにとって、実奈は誰よりも何よりも大切なんだよ、だから守りたかったんだと思うよ?」
実奈「でも…」
伽耶「はぁ…黙っとくつもりだったけど、勝利くんはデートの日、少し高めのお揃いの指輪買ってたんだよ?ほら、実奈が前可愛いってほしがってたやつ」
実奈「それって、それで今謝ったらお金目当てみたいでやだ」
伽耶「そうじゃなくて、欲しがってるものあげたいほど、実奈の事大事にしたいんだよ」
実奈「そうかもしんないけど…」
伽耶「ね?ちゃんと謝った方がいいよ。私は実奈と勝利くんに別れてほしくないの。だって、あんな事があったけど今じゃあんた達人気のカップルだよ?」
実奈「…そう…なの?」
伽耶「うん。」
実奈「…わかった。」
つづく