夏が残したテラス……
朝の客が居なくなり、残り物を皿に乗せテラスへ運ぶ。
いつもの、遅い朝食。
椅子に座ると、どっと疲れが出る。
何なんだろう?
このイライラする感覚は…
それに、胸が苦しくて仕方無い……
トーストにバターを塗りかぶりつく。
いつもなら幸せのひと時なのに、口の中に入ったト―ストとをなかなか飲み込む事が出来ない。
「はあ―」
思わず大きなため息をついてしまった。
妹みたいと、言った由梨華の言葉が何度も頭をめぐる。
別にいいじゃないか? 妹だってと、何度も言い聞かせるのに。
なんだろう?
この違和感は……
それに、まだ、彼女じゃないってどういう事?
頭と気持ちが混乱しているみたいで追いついていかない。
テラスに立ち海を見る。
『ねえママ。私、何にこんなにモヤモヤしているんだろう? 自分が自分じゃないみたい……』
いつもの、遅い朝食。
椅子に座ると、どっと疲れが出る。
何なんだろう?
このイライラする感覚は…
それに、胸が苦しくて仕方無い……
トーストにバターを塗りかぶりつく。
いつもなら幸せのひと時なのに、口の中に入ったト―ストとをなかなか飲み込む事が出来ない。
「はあ―」
思わず大きなため息をついてしまった。
妹みたいと、言った由梨華の言葉が何度も頭をめぐる。
別にいいじゃないか? 妹だってと、何度も言い聞かせるのに。
なんだろう?
この違和感は……
それに、まだ、彼女じゃないってどういう事?
頭と気持ちが混乱しているみたいで追いついていかない。
テラスに立ち海を見る。
『ねえママ。私、何にこんなにモヤモヤしているんだろう? 自分が自分じゃないみたい……』