私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
気づいたら雨はすっかり上がり、わずかながら、雲の合間から光がさして見えた……


私は今朝の電車のトラブルをすっかり忘れ、お店をオープンさせた。

「いらっしゃいませ」
「おはようございます」


今日も開店を待つ行列が出来ていた。
本当にありがたいことだ。


次々と嬉しそうな顔をしたお客様がお店に入ってきた。

その光景はいつもいつも私の原動力となる。
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