私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
「痛い…え?なに?痴漢?違うよね?」

私は、お尻に何か当たったのを強く感じたが、何もできず、ただ様子を伺うだけだった。

私の周りには、スマホをいじってる人が、1人、2人、3人…まだまだいる。

満員電車では、誰とも目を合わさない…それが暗黙のルール。


誰も悲鳴をあげない限り、私など決して見ることはない。

私は大きく深くため息をついた…



そしてゆっくりとわずかに見える電車の窓からの景色を眺めた…
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