私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
「舞香、そう言えば、『Charlotte』やめたの?」


なんで知ってるんだ?

「あ、うん。私、急ぐから…じゃあ…」


私は慌ててレジをすませ、店を出ると走り出した。全速力で…
風をきりぬけながら、とにかく走った。




「おい、待てよ!」




背後から聞こえてくる、大きな足音と声。
だんだん近づいてくるのがわかる。



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