私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
「お前は今どこに住んでる?実家か?俺に出来ることがあれば、何でも言え。
お前には笑顔でいて欲しい。俺はずっとお前を見てきたんだから。」


優しい祐介、そう、付き合ってた頃は本当にいつも優しくて私を大切にしてくれた。

私が別れを選ばなかったら、祐介と今でも続いていたかもしれない……

私の瞳から静かに流れる涙。


祐介は何も言わずに、自分の手で、私の涙をふいた……



ブルブル、ブルブルー


ついに私のスマホが鳴り始めた。
そりゃそうだ、もう1時間半経過してる。
クマちゃんに違いない……






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