私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
紫外線が痛くて……目に突き刺さる……そんな表現がぴったりなほどの快晴だった。


私はマンションまで急いで帰宅した。祐介に見られてないのを確認しながら。




「ただいま、遅くなってごめんねー」


「舞香、どうした?めちゃめちゃ心配したぞ!掃除終わったら、見に行くつもりだったけど…」


「あ、ちょっと友達に偶然会って、話し込んじゃったよ、懐かしかった。」

元彼とは言えなかった…
なんとなく、クマちゃんに不安を与える気がして.……



「そうなんだ、良かったね、ってか、友達って男?女?」



「…」
どうしよう?なんて答えよう?



「男なんだね?もしかして元彼とか?」




「…………」
私はドキッとした。なんでわかるの?



私は、クマちゃんから目をそらして、首をコクリと縦に振った。



クマちゃんは、それ以上、何も聞かなかった……



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