私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
確かに、私はもうクマちゃんのとこしか行くとこはない……
『Charlotte』も元彼も頼れるわけがない。


ヒモか………割り切ってしまえば、こんなありがたい話はない。
右手が使えない、働く意欲ない、家事すら本当はしたくない……


ヒモ…その選択もありなのかもしれない。
たとえ、クマちゃんに本当の愛情がなくても。

私はなんて醜いずるい女なんだろう?




私はいきなり布団をめくりあげた。



「私、今日からあなたのヒモになります。」








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