君への気持ち
「組、一緒だったらいいね!」
『うん!!』
そして私たちは、各教室の前に貼られている紙を、まじまじと見ていった。
「あった!私の名前!!」
綾が、2組のクラスの表を指差した。
「ほら!【篠田 綾】って書いてある!!
優美は!?えっと、森崎、森崎…。
ない!!優美の名前がない!」
見てみると、〔松下 村田 森 山下〕という風になっていた。
「ショックだよぉ。優美~。」
『大丈夫だよ!!遊びにくるから!』
「うん…。
ところで、優美何組?」
『えっとぉ……。3組だ!!
隣じゃん!』
「絶対遊びに来てよ!」
『分かってる!!』
「クラスが分かった人は、自分の教室に入って下さぁい!」
先生がみんなに呼びかけた。
『それじゃあ、また後で!!』
「うん!じゃぁね!!」
私たちは、自分の教室に入った。