君への気持ち
教室に入ると、いろんな人たちがザワザワと喋っていた。
私は、知っている人がいないか辺りを見回した。
『嘘…。あいつだけ??』
それは、私の1番仲の良い男友達。
【高橋 雅樹】だった。
雅樹とは、幼稚園からずっと一緒で、塾なども一緒だった。
まぁ、いわゆる幼なじみ。
「あっ!優美ぃ!!」
雅樹が大きな声で、私を呼んだからクラスの人が私を見た。
私は雅樹の所まで行った。
『もぉ!そんな大きな声で、私の名前を呼ばないで!!』
「あっ!ゴメン!
それより、優美の席俺の隣だぜ!!」
『そんなことって…。
本当相変わらずなんだから。』
私は、そう言いながら雅樹の隣の席に座った。
「お前、制服似合うな!」
『はっ!?何、急に!!』
「別にぃ。ハハッ。」
そう言いながら雅樹は、ニヤニヤしてる。
『雅樹キモイ。』
「なんだよ、それぇ!!人がせっかく誉めてやったのに!」
『はいはい。どーも。』
そんな話をしていると、私の前の席に1人の男が座った。