君への気持ち

分からない気持ち

雅樹

俺のクラスは３組。

『優美と同じクラスだったらいいのになぁ。』


そんな事を思いながら、俺は教室のドアを開けた。


辺りを見回すが、優美の姿は見当たらなかった。



え??何で俺が、優美の事ばっかり気にしてるかって？

そんなの聞かなくても、分かるだろ!











俺は、優美が好きだから…。



俺は、小さい頃から優美の事が好きだった。



小学校の頃、優美モテてたなぁ。

俺より格好いい奴なんか、たくさんいたし。


俺たちは、【幼なじみ】という関係のままストップしていた。












だから決めたんだ。

『中学生になったら、絶対優美を振り向かせる！』って。













ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ




教室のドアが開いて、誰か入って来た。




…ゆみ??