闇夜に消えて

でも、流星は違ったみたい。


姿を見た瞬間に勢いよくイスから立ち上がった。


その目はひどく怯えている。


「りゅう、せい?」


反応がない。


「流星、ここにいたんだな」


よびすて?


てか、なんで名前を?


やっぱり知り合いなんだよね。


どーゆー関係?


「……親父」


おおおおおやじ?


おとうさん!?


この人が、流星のお父さん?


「なんでここが分かったんだよ」
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