男には負けません。
ある日のいじめ
ー鬼姫が出来てから2週間後
こよみはパソコン部にパソコンの修理を頼まれパソコンの修理中
めいとまいは2人して熱を出し療養中
私としのぶは東棟をパトロール中
「りんと2人とか久しぶりだね〜」
「そう?」
「そうそう、いつもうるさいのがいたし」
めいとまいのことだろう
3階と2階の見回りは終わり、
ラストは1階と東等側にある体育館
「早く終わらせてめいまいのお見舞い」
「ん、ゼリー」
「ゼリー買ってってあげるか…」
話しながら1階の空き教室を中心に見回る
何の異常もないし、もう帰りたい…
「よし!1階も異常なし!あとは体育館!」
西棟は西棟で鬼桜が見回りをしていて
この高校は本当に平和だ…と思っていたのに
「〜〜〜!〜!〜〜!」
「〜!〜〜っ!」
体育館に近づくにつれ聞こえてくるのは
誰かの怒声と泣き声
「はぁ…もう帰れると思ってたのに…」
全くの同感
「〜んなよ!ぅぜぇんだよ!」
「や、やめてください!やめて!」
…めんどくさい。