男には負けません。
そこから続く沈黙はとても重いもので
なぜか気まずい雰囲気になってしまっていた
「ん〜じゃあ〜俺ら行くか〜」
呑気にりゅうやが答えればしんやが頷く
「じゃあね!りんさん!しのぶさん!」
「ばいばーい!」
ゆうなとかおるが手を振れば
霧崎と鶴崎が手を振り返していた
東雲めいとまいは御堂の髪でキャッキャッと
遊んでおり、遊ばれた御堂は
ツインテールになっていて…
…かわいいな、なんて思いながら空き教室を後にした