守りたい ただあなただけを
「僕は父上や兄上と違って、
ここハグワールの街から出たことが無い。
バス、テナー、アルト、ソプラノ。
この国の王がハグワールを除く4都市に行ったことが無いっていうのも可笑しな話でしょ?
だからこの目で見て回ることにした。」
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「・・・なるほど・・・。
さすがリバル国王様でございます。
素晴らしいお心がけ、
それがしも賛成致します。」
ヴィックスが大きく頷くと、その場にいた他の者達もリバル様へ賛同の声を挙げた。