守りたい ただあなただけを


“ガンガンガン!!”


・・・き・・来た・・・。


「ハグワール自衛部隊である。
扉を開けよ。」


「・・・・・。」


母を見ると、
“うん”と頷く。


ゆっくりと鍵を開けた。



「イヌかネコを飼っているならば、
こちらへ引き渡せ。」


腰に刀、背中に鉄砲を差す3人の兵隊が家の中へと入ってきた。


胸のエンブレムを見て、この人達が本物のハグワール自衛部隊だという事を思い知らされる。

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