守りたい ただあなただけを


―――――― 


「ハァハァ・・ハァハァ・・」


『・・ハッ・・ハッ・・ハッ・・』


他の家を回っていた兵隊達にも見つかり、

大勢に追いかけられる中、
コロと全速力で街外れの林へと逃げ込んだ。


リューマ・・ごめん・・・・。


僕と母を助けてくれた親友の安否が気に掛かりながら体を休める。


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