守りたい ただあなただけを


“・・ザッ・・ザッ・・”


「・・?」


足音が聞こえた。

この場所は、
俺とおばさんしか知らないはず。


・・・おばさんか?




「・・・・・・!?」


「・・・・・・・。」


違う・・・。

茂みをかき分け、

目の前に現れたのは、
全身を布で覆い隠す知らない奴だった。

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