守りたい ただあなただけを
“ガチャリ”
扉を開けると、
バス自衛部隊の人達が立っていた。
「こんな遅くになんですか?」
「ハグワール自衛部隊から我らにお達しがあった。この女を見なかったか?」
兵の1人が写真を見せてくる。
紛れもなくイズミの写真だった。
「・・・・見てません。」
「・・そうか。
リバル国王様がこの女を全国指名手配された。
匿ったり、逃亡の補助を行った者も死罪となる。もし見かけたらすぐに我らへ知らせろ。」