守りたい ただあなただけを


「大丈夫だ、
意外とスペースは空いている。

リューマ、早くそなたも・・・。」



「エイダ・・刀を貸せ。」


「・・何を・・・・!?!?」


俺が見つめる視線の先をエイダも確認すると、すぐに体を包んでいた布の中から刀を渡してくれた。



「お前らはそのまま馬車の中にいろ。」


「リューマ・・!!」


イズミが心配そうな声が上げたが、
腰に刀を差しながら馬車から離れる。



< 228 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop