守りたい ただあなただけを


「放っておいて大丈夫なのかリューマ!?」


馬車に乗り込むと、俺達の様子を覗っていたエイダがすぐに声を掛けてくる。



「・・・・・・・・・
・・・・・・・大丈夫だ。」



背筋を真っ直ぐに伸ばし、
こちらに敬礼するウィグ曹長へ別れを告げ、

荷台の蓋を閉じた。






第13章 完





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