守りたい ただあなただけを
・・・・甘い・・。
だが悪くない。
「お婆さん、
これってどれぐらい保存できますか?」
「賞味期限は7日ってところだね。」
移動する途中でもこれを食べよう。
「じゃあこの15個入りをください。」
「毎度。少しまけとくよ。」
「ありがとうございます。」
袋を受け取って旅館を出る。
そろそろエイダとイズミも服の調達が済んだろう。
来た道を戻って合流地点・・・・・
“ゾクッ!!!!!!!”
!?!?
・・・・なんだ・・・?
まるで雷のように、今までに感じたことの無い寒気が全身を打った。
寒気・・?
いや違う・・・・。
「これは殺気・・・。」
・・・・嫌な予感と共にすぐに走り出した。