守りたい ただあなただけを


―――――― 


「ウハハハハハ!そんなチンケな弓で俺を貫けるとでも思ってるのか!?」


!?

・・・なんだあのでかい男は・・・。


地上へ出ると、
身長2mはあろうかという男を先頭に、

ハグワール自衛部隊が攻め込んできていた。


大男の足下にはさっき向かっていったソプラノ自衛部隊の男達が倒れている・・。

くそっ・・・!



「距離を取って戦え!!
四方から狙うんだ!」


ファーストの声が聞こえる。


どうやら華撃団のみんなは各自展開して、唯一の武器である弓矢を放っている様子だった。



「フンッ!」


極太い刀を軽々しく振った大男がその身に向かって発射された矢を振り払う。


< 352 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop