守りたい ただあなただけを


―――――― 



「!!!?」


目の前に西門が見えたと同時、

その向こうに待ち構えるハグワール自衛部隊の連中が視界に映った。


「おいおい・・がっつり待ち伏せしてるじゃねぇか・・。」





「来たぞ!!!大筒構え!!!」


・・大筒だと!?

その言葉に反応したのは俺だけでは無かった。

すぐさまエイダが後ろを振り返る。



「左右に散れ!!」

<なにあれ!?>

「いいからこっち!!」



俺だって見るのは初めてだった。


少し上に位置された黒くてでかい“大砲”が俺達に向かって発射された。


< 384 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop