守りたい ただあなただけを


―――――― 


“ガチャリ”


「・・・・・・・。」


「なんだ?

どこぞの阿呆が攻めてきたと思ったら、
たった1人か?

余も舐められたものよ。」


「・・・・・・・。」


「ここまで来た褒美だ。
名前だけでも聞いておいてやろう。」


「・・・リューマ・・・。」


「目が血走っておるぞ?
そんなにも余の首が欲しいか?」



「・・・・“たった1人”だと・・?

そう思ってるなら阿呆はお前だ。

お前がぶち壊した平和で苦しんだ人。
大切なものを守ろうと散っていった人。
想いを一つにして戦った仲間。

その全てが俺と共にいる・・!


・・・・・・親友たちの仇・・
・・・お前を斬る!!!!」



「ウハハハハ!
やれるものならやってみろ。

カズマ。適当にあしらってやれ。」


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