守りたい ただあなただけを
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
空を見上げると、
大きな満月が浮かんでいた。
“あの子はラバルと共に、
この国に平和をもたらす存在。
不器用な性格もあるが・・
リバルの事も支えてやってくれ。”
・・・ヨバル様・・・・・。
“リバルを信じろ、友よ。”
・・・ラバル様・・・・・。
「ウァァアアアアアア!!!!!!!」
満月に向かい、涙が涸れるまで、
声が枯れるまで泣き叫び続けた。
第4章 完