蒼い月と紅の灯火

「ごめんなさい朔夜」




「非常に断りが早い」




「でも、ありがとう」




「どういたしまして……」




「朔夜はどうするの?」




「諦めが悪い俺はまだまだアタックします!」




キラッという効果音がつきそうな笑顔でいう。




「粘着質、うざい」




「そこは粘り強いと言ってくれたまえ蒼兎」
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