ちゃんと、食事しる! ☆ Kingの生きる道☆

二時間弱の買い出しを終えて、家に戻ると姉は一所懸命に家事をこなしていた。

叔母はまだ到着していない。丁度昼になったので家族でご飯を食べる。


食べ終えた頃に叔母が到着した。


父の事は、まだ知らせていない。けれどどの道、明日にはバレる。


母から叔母に伝える手はずになっていたが、肝心の母は行き先も言わず、いない。



いつもの光景だった。

思い付く限りを探しても見当たらなかったので、私の口から叔母に伝えた。


叔母はいつもなら、数日泊まって行くけれど、今回はどうするのか。


まさか、そこまでは踏み込めない。


父は自分の実家には検査入院と言う話で朝の内に電話を入れたのだそうだ。


叔母も父も、行き先は同じ。
明日は私がみんなを乗せて病院に行く事にした。


姉は仕事があったけれど、夜に父の病院で研修があるそうで、研修が終わり次第、病室に寄ると言う。


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