優等生が恋をしたら。<短編>

距離感は0cm


来た場所は屋上。







今は昼休み。







少し冷えてきた風を受けながら一ノ瀬君に聞いた。







『それで何を話すの?』






「…でした。」






『え?』






とても小さくて聞き取れなかった声に
反応した。






「ずっと前から好きでした。」






『…っそれって告白…?』







明らかに顔が赤くなっている私は
一ノ瀬君に問いかけた。
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