*私の総長さん-second-*【完】

<<役所>>


祐「お願いします」


祐希は２人で書いた婚姻届けを出した


役員「それではお呼びしますので、しばらくお待ち下さい」


祐「はい」


２人は椅子に腰掛けた


沙「なんか…ドキドキしますね」


祐「そーだな！…そういやー沙奈、」


沙「はい？」


祐「お前さ、俺が挨拶に行った日に、今日から「祐希さん」って呼ぶとか言ってなかったか？」


沙「あぁ…いや…あの…やっぱり、私には総長さんの方が合ってるかなって思ったんです」


祐「まっ！その方が俺も気楽でいいや」


沙「私の総長さんですから！」


祐「こいつのでもあるけどな～」


祐希は沙奈のお腹に手を置いた


沙「総長さん…」


祐希は優しく微笑んだ