*私の総長さん-second-*【完】
笹「佳代と私は姉妹同然に育った

私ね、去年転校してきたのよ…ここに…

倉本に復讐する為に…

佳代は…あんたが殺したんだわ…

佳代は…お腹に赤ちゃんまでいたのよ?…

なのに…何で自殺なんか…あんたが!佳代を支えてやったら…

佳代だって……

だから私は反対したの…

暴走族なんて…やめときなって…

こうなる事…分かってたはずなのにさ…

浦崎さん?…

あんたも今の内だよ…

ほんとに…やめときな…暴走族の彼女なんて」


祐「お前だって…佳代に心配ばかりかけてたみたいじゃないか…

佳代が言ってたぜ?

友達に男遊びが直らない人がいて心配だってな

あと、もうひとつ…教えてやるぜ…

あの日……「聖」にレイプされた日だ…

本当は…お前を呼び出してやるつもりだったらしいじゃねーか」


笹「は?…何?意味わかんないんだけど…」


祐「あの日、お前が「聖」に呼び出されてる事知ってたんだよ佳代は…

それで、お前の男遊びを止めさせる為に、あいつは自ら「聖」に…頭を下げにいったんだよ…

お前をこれ以上…遊ばせたくなかったからな

…やっぱ…知らなかったのか…」


笹「じゃ…あの日…「聖」が急に呼び出しを止めたのは……

佳代のお陰っていうわけ?」


祐「ああ…そうだ」


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