*私の総長さん-second-*【完】
大「沙奈ちゃん…ここの桜見た事ある?」


沙「いえ…」


大「…ここに咲く桜でさ、一本だけ…夜になると艶やかに、奇妙に光る桜の木があってさ

総長が…この桜のように、夜でも艶やかに、一生懸命輝く漢(オトコ)になろうぜって…」


沙「…「夜桜」…」


大「そっ!だから…「夜に咲く桜」…「夜桜」ってわけ

かっけぇよなぁ!

まぁ…一番越えたい存在でもあるよ…」


沙「総長さんは……皆から愛されてるのですね…」


大「そんな総長だから…沙奈ちゃんも惚れたんじゃないの……?」


沙「…あ…私は…」


大「でも沙奈ちゃん……責任ってわけじゃないけど、俺は、沙奈ちゃんを守りたいんだよ…」


沙「大和さん……そのお気持ち嬉しいです…」


大和は沙奈の手を引き自分の胸に抱き寄せた



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