【短編】蚊取り線香

「今日も眠いなぁ」


そう言いながら、アキ君がお風呂から出てきた。


眠い…って言う言葉だけで、何故が自分を拒否されているように感じる。


「そろそろ寝ようか?」



私は、限界だった。

アキ君といるのが、つらくてたまらない。


触れられないのなら、一緒にいないほうがいいよ。


< 13 / 28 >

この作品をシェア

pagetop