私は人気コスプレイヤー?!
「麗奈っー!休憩いってきな〜!」と声をかけてきたのは同じ売り子のユイさんだ。

「ありがとー!なにか飲み物いる?」

「んぁーじゃっ、お水買ってきて!」

「おっけ!」

麗奈はそう言い足早に自販機に向かうはず…だった。

「えっ、ちょ、あれウサミンや!!!」

ちょっとばかし太っているおじさんにサークルを出てから1分のところでいわれた。

((あちゃー…やばい逃げないと…))
麗奈はそう言い戻ろうとしたが時すでに遅し。撮影会が始まってしまったのだ。

((しょーがないかぁ…がんばってポーズ取ろ!))
麗奈はコスプレをしているキャラのポーズをとった。

「うお!!ちょっwウサミンやべぇwマジかわゆす」
「ウサミン♡♡」既に大勢の人に取り囲まれていた。

「すみません!そろそろサークル戻らいと行けないので…残念ですけどここで…!」

「えぇ〜残念だなぁ〜」とおじさんが言うと。

「あれっ…」と1人の若い男性に声をかけられた。
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