死にたがりティーンエイジを忘れない
食べることと生きることは、とても近い。
食事のバランスやリズムに意識を向ける余裕がないとき、もしくは食べることでしか自分が満たされないと感じるとき、
きっと生活がうまくいっていない。
どこかの歯車が噛み合っていない。
わたしは中学生のころから、歯車の噛み合わない人生を送ってきた。
そろそろ二十年。
まさかこの年齢まで自分が生きているとは想像もできなかったし、今でもまだ、消えてしまいたい願望はある。
でも、消えるにはまだ早い。
達成していない目標があるんだから。
目標というのは、小説だ。
小説を書きたい。
小説家と名乗りたい。
一つのコンテストで入選しただけでは、まだ少しも満足できない。
筆を折るのは人生をやめるときだ。
書きたいものがあるうちは、わたしは生き続けなければならない。