シュンの恋2
タイトル未編集
『ブォーン♪ブォーン♪』
「山下君、第4コーナーを曲がったら一気に60キロまでスピードを上げろ!」
(あ〜〜声デカイなぁ〜)
「はい」
シュンはコーナーを3速で立ち上がり4速に入れてアクセルを開ける、車は一気に60キロに到達した。
「よ〜し、良い感じだ〜次の第1コーナー手前でポンピングブレーキだぁ〜」
田崎は、車の中で叫んでいた。
(この、微妙にテンションが高い男は、自動車学校の講師である)
「はい」
シュンが運転する車は、第1コーナーに近づいた。
「いけ〜ポン・ピン・グ〜〜」
(だから、声デカいって)
「はい」
シュンは、田崎の掛け声に合わせてブレーキを踏んだ。
車は減速し第1コーナーに入る。
「よ〜し、シフトダウン」
シュンはギアを3速に落とし第1コーナーを抜け所定の位置に車を走らせ駐車した。
「よーし!なかなかじゃないか」
「ありがとうございます。」
「ヨシ!山下君仮免試験を受けていいぞ」
「あっ、はい!」
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