シュンの恋2
『パン♪パン♪パ〜ン♪』
メグミの高速三連ビンタがシュンの頬に炸裂した。
「もう、信じられない!」
「いや・・・メグミ・・・あの・・・」
シュンは、頬を抑えながら言い訳を言おうとした。
しかし、メグミは、目を赤くして思い切り睨み付けて言い放った。
「別れましょ!この浮気者!」
メグミは、そう言うと振り向きもせずに帰っていてった。
ここは、とある自動車学校の休息所
「そっか〜あれから1年くらい経つのか〜」
シュンは、缶コーヒーを飲みながらのブツブツと呟いていた。
シュンは、飲み終えたコーヒーの缶を捨てようとゴミ箱に移動している時にシュンの斜め後ろから変な声が聞こえた。
『ぁたっ!』
シュンは、声に反応して振り向いた。