シュンの恋2
次の瞬間
長い髪の女性がバランスを崩しシュンに倒れ込んできた。
シュンは、無意識に手を差し出して女性を支えた。
「あっ、危ない!」
『ポイ!』
シュンは、缶を投げ捨て振り向き様の微妙な体制だったが、何とか踏ん張り女性を支える事が出来た。
「大丈夫ですか?」
シュンは、優しく訪ねた。
その女性は、シュンに支えられたまま答えた。
「はい、大丈夫です。」
(?・・何か柔らかな感触が)
シュンは、右手に何やら柔らかな感触を感じていた。
女性は、シュンに支えられているまま優しく睨んで話し出した。