嘘つきな二番星
一番目の嘘
「わたしのこと、二番目でいいから愛してくれない?」
そう言う彼女のいまにも泣きそうな瞳が、俺の目を離さなかった。
彼女の手は震えていた。
顔は紅潮して、涙が溢れ出しそうだった。

俺は何も考えられなかった。
ただ、目の前にいる一人の女性を見つめることしかできなかった。
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