ずっと君の事が好きだったんだ

私も君の事がずっと好きだった






「さようなら…僕を忘れないで


ずっと好きだったよ…」

そう言って君は倒れた



胸から血を流して…


「いやっ、死なないで…」
そんなことしか言えない自分に腹が立つ



家に着たときから様子がおかしいと思ったのに…


結局何も出来なかった


綺麗な顔は、目を閉じて

「私もずっと好きだった」
そう言っても君にはもう聞こえない


まだ暖かい君の手を握ることしか…




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