好きって言わなきゃヤダ。【完】
「えっと…?」




誰だろう…この人…。




さっきからずっとニコニコ笑ってるし…。




「うわ~やっぱ近くで見るとめっちゃ可愛いねっ。」


「あ、ありがとう…。」




え?なに?なんなの?


わざわざそれを言うためだけに、呼んだの?




アタシは戸惑いを隠せないでいた。




「あっ。そうだった。俺は3年3組の桜田潤也(SAKURADA JUNYA)。よろしくねっ乙羽ちゃん♪」




3年生…?てことは、先輩か。




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