好きって言わなきゃヤダ。【完】
アタシが瑠衣君を好き…?




…ぷっ、あはは。なにそれ。


ナイナイ。絶対ナイ。




アタシは瑠衣君を落とすために


瑠衣君のこと考えてるだけだもんね。




それに瑠衣君にドキッとしたことなんて1回もないし?


そもそもドキッてする展開がないんだけどさ。




もし、ドキッとするような展開があれば


どうなるかは分からないけどね…?




きっとそんな展開はこの先起きないだろうし。




もしそんなことがあったとしても


アタシが瑠衣君のことを好きになる確率は0だね~。




まさかこんなことを考えた矢先、


それが現実に起こるなんて全く考えていなかった。




< 140 / 405 >

この作品をシェア

pagetop