好きって言わなきゃヤダ。【完】
いきなり、なにっ?
なにがあったの…!?
目を丸くさせ、ようやく落ち着いたのを確認すると、
五十鈴はゆっくりとアタシから手を離す。
「ほら、あれ見て。告白現場だよ。」
指さされた先、曲がり角を覗くと、
女の子が男の子に何か話しているような場面だった。
あっ、ほんとだ。
女の子顔真っ赤にしてるし…
それに、あの手に持ってるのってラブレター?
「とにかく告白が終わるまでここで待つよ。」
「そうだねっ。」
アタシ達はこっそりと壁際から様子を伺いつつ、終わるのを待った。
そして案の定、女の子は持っていたラブレターを男の子に渡すと、
恥ずかしそうにアタシ達とは反対側の道へと走って行った。
女の子がいなくなった後、男の子もまた別方向へと姿を消した。
なにがあったの…!?
目を丸くさせ、ようやく落ち着いたのを確認すると、
五十鈴はゆっくりとアタシから手を離す。
「ほら、あれ見て。告白現場だよ。」
指さされた先、曲がり角を覗くと、
女の子が男の子に何か話しているような場面だった。
あっ、ほんとだ。
女の子顔真っ赤にしてるし…
それに、あの手に持ってるのってラブレター?
「とにかく告白が終わるまでここで待つよ。」
「そうだねっ。」
アタシ達はこっそりと壁際から様子を伺いつつ、終わるのを待った。
そして案の定、女の子は持っていたラブレターを男の子に渡すと、
恥ずかしそうにアタシ達とは反対側の道へと走って行った。
女の子がいなくなった後、男の子もまた別方向へと姿を消した。