好きって言わなきゃヤダ。【完】
♡♡♡




放課後。




アタシ達は図書室へとやってきていた。




テスト前日ということもあり


図書室にはいつもより沢山の生徒の姿が。




みんな黙々とテスト勉強に励んでいた。




が、アタシ達の登場により、


少し図書室内がザワザワし始めてしまったため、


目立たないよう隅っこのテーブルに座る。




「よしっ。じゃあアタシ達も勉強始めよう!」


「あー…面倒くさい。なんで勉強しなきゃいけないんだよ…。」




瑠衣君はやる気0なようで


先ほどから文句しか言っていない。




「アタシが教えてあげるんだから、一緒に頑張ろうよっ。」


「うんうん。数学だけ赤点取るわけにいかないよ?」




瑠衣君は諦めた様子で


カバンからノートとペンを取り出す。




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