好きって言わなきゃヤダ。【完】

だって、好きなんだもん

♡♡♡




学校近くのカフェに来ていた。




昨日、那央から連絡をもらい、


このカフェで待ち合わせをしていた。




那央、まだかな~。




ホットココアを口にしながら


窓の外をボーっと見つめ待つ。




「乙羽。遅くなってごめんね。」





声に反応し振り返ると、優しく微笑む那央の姿が。




「あっ、那央!全然いいよ。アタシもいま来たところだから。」




相変らず爽やかっていうか、大人っぽいな…。




店員さんに飲み物を頼む


那央を見ながらそんなことを思う。




「今日は誘ってくれてありがとね。」




「ううん、俺こそありがとう。早く乙羽に会いたかったんだ。」




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