好きって言わなきゃヤダ。【完】
それは瑠衣君から突き付けられた挑戦状だった。




ここまで瑠衣君に挑発されて


アタシのプライドに火がつかない訳がない。




アタシはゆっくりと首を縦に振る。




…これで何度目の決意だろうか。




今まで散々落とす落とすって言ってきたけど


今回こそは絶対…!瑠衣君を落としてみせる。




「その言葉、あとから後悔しても遅いからねっ!」




そして瑠衣君へ指を差し、自信満々の顔で見つめる。




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