好きって言わなきゃヤダ。【完】
「もちろんだよ。乙羽との思い出は、全部、俺にとって大切な思い出だから。忘れるわけないよ。」
那央の真っすぐな言葉に思わず胸がジーンとする。
アタシは素直に嬉しくて笑みを零した。
「もーっ、那央ってば真面目すぎ。そんな真剣に言われたら、こっちが恥ずかしいじゃんっ…!」
まるで照れ隠しをするように
少し大袈裟に明るく振舞ってみせる。
「ははっ。やっぱ、乙羽は可愛いね。」
そんなアタシの照れ隠しなど
那央にはお見通しのようだった。
那央の真っすぐな言葉に思わず胸がジーンとする。
アタシは素直に嬉しくて笑みを零した。
「もーっ、那央ってば真面目すぎ。そんな真剣に言われたら、こっちが恥ずかしいじゃんっ…!」
まるで照れ隠しをするように
少し大袈裟に明るく振舞ってみせる。
「ははっ。やっぱ、乙羽は可愛いね。」
そんなアタシの照れ隠しなど
那央にはお見通しのようだった。